はちみつ・lover 2~夏はまだまだ終わらない!?~
こんな感じで、文字だけじゃ伝えきれない

可愛さが葵さんには溢れている。

「葵さんは?俺のどういう所が好きなんで

すか」

葵さんの方を向いて訊くと、葵さんは耳ま

で真っ赤にして呟くように答えた。

「か・・・カッコいいとことか、エッチな

とことか・・・その、全部」


あ~、やっぱり可愛い。もうほんと耐えら

れるかな、これ・・・


「じゃあ葵さん、俺に何されても逆らえませ

んね」

「へっ!?何それ!?」

「さっ、出発しますか」


何か言いたげな葵さんをよそに俺は車を発

進させる。葵さんとどんなデートになるの

か想像してワクワクしていた。

「楽しみだなぁ、葵さんがどんな水着着る

のか」

「も、もう。それしか考える事ないの?」

葵さんが顔を真っ赤にして目を潤ませてい

る。そんな目で見つめられてもただ俺をと

きめかせるだけで何の意味もない。
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