亡霊
「私はりい。主人格りいーー


あいつ、死んだ?アミとか言う女。


いつも、莉乃に絡んでうざかったんだ。


せいせいしたわ」



目の前の莉乃は、怪しく笑う。


目の前の莉乃は、俺の知ってる莉乃じゃなかった。



目の前の莉乃は、冷めた目を向ける冷たい女だった。



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