闇を抱える蝶と光輝く龍

合同の夏休み2日目

部屋に戻ると


桐「陸、結衣もどこ行ってたんだよ?起きたらいねぇから全員起こして探しに行こうかと思ったじゃねぇか」


桐人が「はぁ」といいながら言った


いまのは安堵なのかため息か分からない


「ごめん。なかなかゲームが終わらないから夜風に当たってたの。ね、陸」



陸「……うん。部屋の中暑いし」


桐「あー、そういえばエアコンつけるの忘れてたな。他と違うから忘れてたわ」


忘れてる人もいると思うけどここは雪の両親が経営してるホテル。


各室にエアコンがあるのです


すごいよね。さすが!お金持ち


いいね。金持ちは(人のこと言えない)


類「…ん?朝?ふぁあ。いつの間にか寝ちゃった」


「類、おはよー」


類「あ、結衣。おはよ」


ギュッ


ああー、寝起きの類かわいい!


私は類の頭を撫でた


晴「ん?あれ?朝?」


雪「……もう朝か」


雪と晴も起きた


「雪、晴、おはよー」


晴「ゆーちゃん。おはようって、あー!類ずるい!」


ギュッ


晴は類が私に抱きついてるのを見て晴も抱きついてきた


雪「……結衣、おはよ」


ギュッ


さらに雪も


寝起きの雪は甘えん坊なんだよね


うぅー、三人ともかわいいけど流石にこれは苦しい



桐「お前ら。朝っぱらから抱きつくな。結衣が潰れるから離してやれ」


類、晴、雪「「「やだ!」」」


桐人の言葉に誰も耳を傾けなかった


桐「お前らな」


「桐人、大丈夫。私が言うから」


私は深呼吸すると


「あのさ、類も晴も雪もかわいいけど、流石に三人に抱きつかれると私も持たないから離してくれる?それとも三人まとめて一回、あっちに逝きたい?(黒笑)」


類、晴、「「ひぃ!すみません!離れますから許してください!」」


雪「……(ブンブンブンブン)」←首を横に振った音


三人は私から離れてくれた


ふぅー、やっと離れてくれたか


死ぬかと思ったよ
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