闇を抱える蝶と光輝く龍
【結衣said】


夜になり、皆で花火大会をすることになった


皆で一ヶ所に集まると危ないから下っ端と幹部クラスの二手に別れてやることにした


下っ端は昨日の夕食の時に仲良くなり今ではもうかなり馴染んでるようだった


最初はススキ花火


快「結衣!早くつけて!」


尚「桐人早くつけて!」


二人が私たちを急かしてきた


桐 私「「分かったから静かにして(ろ)」」


桐人と声が被った


桐人と声がぶるの初めてかも


驚きと共に嬉しさも何故かあった


何で嬉しいのかは私にも分からない…



私は快の花火に火をつけみんなそこから火をもらい楽しんでいた


快と類は二つ手にもって


快「おりりゃー!」


類「えーい!」


振り回していた


子どもかよ!それにそんなに振り回したら危ないよ!


「類、快、そんなに振り回したら…」


翔「類、快、これ以上振り回したらどうなるか…分かりますよね?(黒笑)」


出た!ブラック翔降臨


こうなると私以外止められないんだよね


二人はみるみるうちに顔が青ざめ


類、快「ご、ごめんなさい…」


いきなり静かになった


こんなときでもいつも通りのみんなを見ていると
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