闇を抱える蝶と光輝く龍
ピンポンパンポーン


葵「今から文化祭開始だ。今日は思う存分楽しめよ」


ピンポンパンポーン


え?それだけ?


葵さん適当すぎだよ


桐「はぁー。仕方ない、やるか」


舜「そうですね。早く終わらせましょう」


晴「とにかく楽しまなきゃね!」


尚「景品のため頑張ろうかな」


陸「……やるしかない」


みんなテンションは低いけどやるみたい


私も頑張らなきゃね


開始して私のクラスにはすぐに列ができた


お客さんの目当てはもちろん…



晴 尚「「いらっしゃいませー」」


女性客「きゃー‼晴くんと尚くんのうさぎ姿可愛い!」


舜「2名様ですね。お席にご案内いたします」


女性客「舜様の執事姿素敵ー」


陸「……アイスコーヒー2つお持ちしました」


女性客「陸くんの警官姿似合ってる!」


洸龍のみんなだった


中でも一番の人気は


桐「お待たせしました。カルボナーラとナポリタンになります」


女性客「キャー!桐人様のヴァンパイア姿かっこいいー!」


女性客「桐人様ー!注文したいんですけどー」


桐「はい。ただいま伺います」


桐人だった


普段のみんなからは想像できないほど完璧に接客をこなしていた


あんなに嫌がってたのに、出来るんじゃん
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