闇を抱える蝶と光輝く龍
たしかここを曲がると…あ、あった


私は体育館に着いた


中に入ろうとすると


グイ


誰かに肩を捕まれたので後ろを振り向くと


黒い服を着た男性が立っていた


な、なんだろう?このゾクッとする感じ


「あ、あのー、私に何かご用ですか?」


なんとか冷静に聞くことができた


すると男性は


男性「…三国結衣ですね?」


と聞いてきた


「はい。そうですけど」


というと


男性「ボスから伝言です。“1週間時間を与える。その間に洸龍、夢蝶、三国組を裏切り、こっちへ来い。もし、逆らうならコイツらをあの時のガキのように殺す”」


私は驚いて固まってしまった


な、何でこの人は知ってるの?


私の正体を…


「ま、待て。何で私の事や過去を知っている?」


そう聞くと男性は不適な笑みを浮かべながら


男性「それは、あなたが一番よく知っているはずです。三国…いや、“相原 結衣”さん?」


男性はそう言うとすぐ人混みへ消えていった

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