闇を抱える蝶と光輝く龍
パンッ


銃声が聞こえた


すると男性が倒れた


男性の後ろには


結「お、お父さん…」


父「まさか、タバコを陰で吸っていたとは驚きだったな」


お父さんは穏やかな笑みを浮かべていたけど何故か怖く見えた


男1「組長、私たちは吸ってませ─」


父「吸ってた奴と一緒にいたやつも同罪だ」


パンッパンッ


一緒にいた男性達も撃った


結「お父さん。なんで…」


父「…結衣。遅いじゃないか。こんな時間まで何してたんだ?まさかそこにいる子のせいか?」


するとお父さんは舞に銃を向けた


舞「あっ…あっ…」


舞は驚きすぎてなかなか動かない


結「お父さん!舞は悪くない‼私が時間を忘れてたの。舞は早く帰れる道を教えてくれただけ。だから、撃たないで」


必死に訴えた


父「…分かった。結衣の言うことを信じよう」


お父さんは銃を降ろした


よかった…


父「…舞とか言ったな。私の気が変わらないうちに家に入りなさい」


舞「あっ、はい。結衣お姉ちゃんまたね」


そう言って舞は家に入った


父「…結衣も家に入りなさい」


結「…はい」


私も戸惑いながらも家に入った


でも、悲劇はこれだけでは終わらなかった
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