闇を抱える蝶と光輝く龍
ー翌朝ー

私はいつものように舞と遊ぼうと思った


でも、


舞母「ごめんね。舞昨日帰ってから熱が出たみたいで寝てるの。だから今日は遊べないんだ。ホントにごめんなさいね」


そう言われた


熱があるんだ。じゃあ仕方ないか


私は家に帰りのんびりすることにした


夕方になり窓の方を見ると


あれ?舞?


外には舞がいた


なんで?熱が出て寝てるはずだよね?


舞はお父さんと何か話していた


でも私は見た


あ!黒い服の人が舞を拳銃で狙ってる


私は慌てて外に出た



結「舞!逃げて‼」


そう言いながら舞に駆け寄った


舞「結衣お姉ちゃん?何言って…」


舞は何か言いかけて目を見開いた


舞「結衣お姉ちゃん!危ない!」


舞はそう言い私の腕を引っ張り後ろに隠したと思ったら


その時


パンッ


音がして舞を見ると


胸から血が出て倒れた


私はすぐ舞の体を支えた


結「舞!しっかりして!」


舞「ゆ…いねー……ちゃん……まい……はたぶ…んもうダメ……だとおもう……でも…まい……がしん……でも…まいは……ゆいねー……ちゃんを……みて……るよ」


その後舞は動かなくなった


結「舞…舞ーーー!」


舞の名前を何度も呼んでも舞が動くことはなかった
< 162 / 357 >

この作品をシェア

pagetop