闇を抱える蝶と光輝く龍
【桐人said】

三国連合軍を結成してから


1ヶ月俺らは三国家で住み込みで特訓した


世界No.1の組なだけあって組員も強い


朝は組員の人に喧嘩についてアドバイスをもらい


昼は弾を避ける練習と喧嘩のゲーム


分かりやすく言えば喧嘩の練習試合みたいなもの


夜は今日やったことを報告し合い記録し明日の目標を言うという日々を送ってた


最初はほんとにキツくて筋肉痛が何日か続いたが


だんだん慣れてきて今は筋肉痛になることはなくなった


決戦まで後1週間


みんなそれぞれいいところと悪いところが違うから練習メニューは弾を避けるところと喧嘩のゲーム以外はバラバラだ


そのおかげて自分に合った特訓をすることが出来た


今日もいつものように組員にアドバイスをもらいながらパンチや蹴りの練習していると


賢「桐人くん。ちょっといいかな?」


賢人さんが俺を呼んだ


「何ですか?」


賢「洸龍も夢蝶もすごく強くなったと思うから今からチームワーク練習してみないか?」


「チームワーク練習?それは何ですか?」


賢「チームワーク練習はいくつかチームを作って戦ってまた違うチームに組み替えてまた戦ってを何回か繰り返すんだ。それで、一番ベストなチームが出来たらそのチームで特訓するって感じだな」


意味は分かった


けど、それって今必要なのか?


一人一人強くさせるよりも重要なのか?


「なぜ今チームを作る必要があるんですか?」


チームなんて前日でもいいと思う。


今作る必要があるのか?


賢「普段ならこんな早くには作らないんだが今回は相手があの相原組だ。しかも結衣もそこにいる。だからいつもより念入りに作戦立てなきゃいけない。チームワークはそのうちのひとつでチームワークが良ければお互い背中を預けられて前の敵に集中できるし、強い奴でもチームで戦えば勝てる可能性が出るしダメなところをお互い補える。こっちは人数もかなり多いから一人で動くよりはチームの方が有利だろうからな」


なるほど


今のをまとめると…
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