闇を抱える蝶と光輝く龍
【翔said】

三国家で特訓し始めて俺たちはかなり強くなった


今まで結衣にしかできなかった技やパンチや蹴りの早さを


今では俺たち全員出来るようになった


夢蝶は朝に弾を避ける練習ををして昼は組員とゲームしてからアドバイスをもらい練習をする


夜は少しだけ自主練習してから今日やったことを記録しメールで何をやったかみんなに伝えるという日々を送ってた


でも、まだ結衣には及ばない


決戦が1週間に迫ったある日


いつものように弾を避ける練習をしてると


プルルルル


電話が鳴った


一旦俺は弾が出る機械を止め


電話に出る


「桐人?どうした?」


桐『翔。実は賢人さんから頼まれたことがあってな─』


桐人が話した内容は


人数が多いからベストなチームを作ってチームワーク練習をしてチームワーク力を高め、目の前敵に集中できるようにしたり強い奴にも対応できるようにするから12時半に大広間に集まるように夢蝶に伝えてほしい


ということだった


桐『賢人さんはこれも相原組を潰すための作戦の一つだって言ってた』


さすが賢人さん。人数が多いからこそ出来る作戦だよな


「分かった。夢蝶には俺から伝えるよ」


桐『頼む。じゃあ、また大広間でな』


「おう」


俺はそう言って電話を切った


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