闇を抱える蝶と光輝く龍
相組「ほぉ、そうか。じゃあ、その作戦とやらを見せてもらおうかな」


そう言って相原組の組長が右手をあげると幹部が襲いかかってきた


賢「みんな、少しきついかもしれないが1チームで幹部2人を相手してくれ!」


全員『はい!』


俺らはすぐそれぞれに分かれ幹部達と戦うことにした


パンッ


バキッ


パンッ


ボコッ


銃の音と喧嘩の音が混ざって聞こえる


今のところ誰も当たってはいないがこれが長引けばいくら鍛えた俺らでも必ず体力の限界が来る


早い内に終わらせねぇとな


俺はそう思いながら戦っていた


相手は二人。でも、二人は拳銃を持っているし命中率も高い


一人で戦えるかどうか分からない


どうすれば…


考えていると


翔「桐人、三月さん。俺が幹部の一人を相手するので、もう一人は桐人と三月さんで倒してください」


翔が俺たちにそう言った


「翔?お前一人で大丈夫かよ?相手は拳銃持っているし命中率も高いんだぞ?」


三「そうだよ。一人でなんてへたしたら死ぬかもしれないのに」


俺たちがそう言うと


翔「忘れたか?俺は世界No.1夢蝶の副総長、賢蝶だ。銃を持ったやつと戦ったこともあるから大丈夫だ。それにこれくらいできないと桜蝶に顔向けできねぇからな」


そう言った翔の顔はまさに族の顔になっていた
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