闇を抱える蝶と光輝く龍
でも、確かにくよくよ考えてる暇もないし何かあってからじゃ遅いしな


桐「…分かった。終わったらすぐ加勢するからな」


三「死ぬようなことはしないでよ!」


翔「ああ!お前らも気を付けろよ」


俺は三月さんと一緒に一人の幹部のところに向かった


三「桐人、僕は前からいくから桐人は後ろに回って攻撃して」


三月さんはそう言って前に出た


俺は気配をできるだけ消し後ろに回った


相手の幹部は三月さんに向かって銃を撃ってるけど


三月さんは全部避けていた


三「じゃあ、次は僕から攻撃するね」


そう言うとあっという間に距離を縮め


ボコッ


バキッ


急所を蹴り腹に拳を入れた


その衝撃で相手の手から銃が落ちた


それを狙い三月さんが銃を遠くに投げた


そして俺はとどめに回し蹴りをした


相手は勢いよく倒れ気絶した


はぁ。銃の腕はいいけど、喧嘩に対しては弱かったな


回りを見ると他の幹部も倒したみたいで所々怪我してるけど洸龍、夢蝶、銀龍の幹部以上それから賢人さんと桜さん、そして相原組長しか立ってなかった


賢「あとはお前だけだけど?どうするんだ?」


賢人さんがそう言うと相原組長は少し下を向いた


相「そうだな。残りは俺を含めて二人だな」


は?二人?誰のことだ?


賢「結衣のこと言っているなら結衣はお前の味方じゃないだろ?」


相「俺は一言も結衣と俺なんていってないけど?」


じゃあ誰だよ?


その時


パンッ


銃声が聞こえた


見ると賢人さんの肩が打たれていた


撃った人を見たとき


俺らは固まった


< 188 / 357 >

この作品をシェア

pagetop