闇を抱える蝶と光輝く龍
舜「そろそろ帰りますか?結衣さんも疲れただろうしもうすぐで慶さん達も来ると思いますから」


舜くんが時計を確認しながら言った


桐「そうだな。学校もうすぐで終わるしな」


そっか。学校もうすぐで終わるのか


ん?でも桐人くん達も高校生だよね?


何で朝から病院にいたのかな?


もしかして…


「ねぇ。桐人くん達今日学校どうしたの?」


結衣がそう聞くと


洸龍『………』


無言。ってことは


「サボったの?」


晴尚「「…はい」」


舜「そうですね」


陸「…(コクン)」


桐「…あぁ」


やっぱりそうなんだ


「心配して来てくれるのは嬉しいけど、学校は行かなきゃダメだよ。成績に響くでしょ?」


晴「僕たちの学校はテストさえいい成績とれば進級できるから。出席日数はそこまで重要じゃないんだ」


舜「そもそもほとんどが不良ですからね」


え、そうなの?何でそんなところに結衣通ってんだろう?


桐「それにこうでもしねぇと慶さんたちと被ってゆっくり話せねぇしな」


それはそうかもしれないけど


「とにかく、明日は行かなきゃダメだよ」


桐「あぁ。明日から行くつもりだよ」


それならいいけど
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