闇を抱える蝶と光輝く龍
「あの、どうかしたんですか?」


翔「いや、その、何て言うか」


類「違和感がすごくあるんだよね」


快「なんか別人と話してるみたいな?」


雪「…話しにくい」


そんなこと言われても…


「じゃあ、どうすればいいんですか?」


翔「まず、敬語やめない?同い年だし仲間だからさ」


類「あと、くんづけも。夢蝶でもみんな呼び捨てだから」


洸龍と同じこと言ってる


「分かった。でも呼び捨てはまだ抵抗あるから慣れるまで待ってもらっていい?洸龍も慣れるまではくんづけだから」


類「うん。分かった。僕たちも慣れるまで待つよ」


「ありがとう」


翔「それで話し戻すけど夢蝶は世界No.1の暴走族で同盟を組んでるのは銀龍と洸龍だけだ。でまぁルールとしては幹部でも下っ端でも名前は呼び捨てでタメ口でしゃべること。武器を使わないこと。仲間を信じ合い助け合うこと。こんな感じだな」


「なんか珍しい族ですね」


類「そうだね。普通の族は幹部と下っ端で上下関係があるけど僕たちの族はそういうのなしで下っ端でも幹部でもみんな同じ目線で話すようにしてるからね」


そうなんだ


どんな感じなのかな?ちょっと興味あるかも
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