闇を抱える蝶と光輝く龍
走り出してから数分後


バイクが止まった


晴「ゆーちゃん、着いたよ」


こ、ここが倉庫?


思ったより大きい


それに倉庫と言うわりには綺麗だし


桐「じゃあ、入るぞ」


桐人くんは重いシャッターを開けると


『総長!お疲れ様です!』


カラフルな頭たちが声を揃えていった


すごい!息ピッタリだね


でも…初めてじゃない気がする


すると一人の子が結衣を見て


?「ゆ、結衣さん?」


そう言うと一斉にこっちを向いてきた


え?何?


するとみんな笑顔になって


『結衣さん!お帰りなさい!』


これもまた息ピッタリで言った


「え、えーっと。た、ただいま?」


戸惑いながらもそう答えた


桐「何で疑問系なんだよ」


「だっていきなり言われたからビックリしちゃって思わず」


桐「まぁ、いいけど。とりあえず上行くぞ」


そう桐人くんが言うとみんな上に行き始めた


結衣も慌ててみんなの後を追った
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