闇を抱える蝶と光輝く龍
晴「じゃあ、ゆーちゃんの記憶の話はここまでにしてそろそろ始めない?“アレ”を」


尚「そうだね。下っ端たちも“アレ”の準備できたって言ってたしね」


ん?“アレ”ってなんだろう?


舜「では、そろそろ出ますか」


桐「あぁ。そうだな」


するとみんな立ちドアへ向かっていく


陸「…結衣、行くよ」


「あ、うん」


いけないいけない。ボーッとしてた


慌ててみんなのと一緒に幹部室を出たら


パンパンッ


「!?な、なに!?」


いきなり音がして驚いた


周りを見てみるとみんなクラッカーを持っていた


今の音はクラッカーか


そしてみんな結衣に笑顔で


『結衣(ちゃん)(さん)(ゆーちゃん)おかえり(なさい)!』


と言ってくれた


みんな…優しすぎるよ


すると桐人くんが前に立ち


桐「今日は洸姫の復活の日だ!お前ら、思う存分騒ぎまくれ‼」


『おおーーー!』


え?それはさすがに近所迷惑ではないか


と思ったけどここは防音設備がしっかりしているから大丈夫だと陸くんが後から教えてくれた


最初はなかなか輪に入れなかったけど


下「結衣さーん。一緒にお話ししましょう」


下「結衣さん。聞いてくださいよ。こいつ昨日…」


下っ端のみんな優しくてたくさん話しかけてくれたお陰でだんだん輪に入ることができた


ここのみんなは暖かいな
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