闇を抱える蝶と光輝く龍
ちょっと話し疲れた結衣は上の方で少し休むことにした


晴「あ、ゆーちゃん。だいじょーぶ?」


「うん。すこし疲れただけだよ」


晴「そっかー。」


晴くん少し顔が赤い。もしかして酔ってるのかな?


周りを見たらお酒があることに気づいた


みんな未成年だよね?いいのかな?


まぁ、暴走族なら普通かもしれないけど


尚「はーるー、来てー」


晴「はーい。ゆーちゃん、無理はしないでね?」


晴くんはそう言った後笑顔で尚くんのところに行った


みんな楽しそうだな


桐「結衣、楽しんでるか?」


みんなの姿を見ていたら桐人くんが話しかけてくれた


「うん!楽しいよ。みんな笑顔で話してくれるし、面白い話ばかりだし話題が尽きないから楽しい」


桐「そうか。結衣が楽しいならやってよかった」


なんか今の桐人くん優しい。ちょっと変な感じだな


そう思いながら結衣は一番近くにあったコップの中身を飲んだ


すると


あれ?なんだこれ。喉が暑くなるし頭がぼーっとしてきたな


桐「結衣?」


桐人くんの声を最後に結衣は意識を手放した
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