闇を抱える蝶と光輝く龍
バイクを走らせてしばらくすると大きな倉庫の前で止まった


類「結衣、着いたよ」


類くんにそう言われバイクから降りて結衣はビックリした


こ、ここが夢蝶の倉庫?


洸龍より大きい


類「結衣、入るよ」


類くんが躊躇いなく倉庫の中に入り


結衣も緊張しながら倉庫に入った


すると


『結衣!お帰りーー!』


翔くん達を初めに夢蝶皆がそう言ってくれた


「え?あ、えっと…ただいま」


この状況はなに?


どう理解したら…


翔「結衣、待ってた。類、ご苦労だったな」


翔くんが結衣と類くんにそう声かけた


快「でも、類にしてはちょっと遅かったよな?どこか寄り道したのか?」


類「違うよ。家に行ったら結衣は今はいないって言われて昨日は退院した後から帰ってないって言うからもしかしたら拐われたかと思って電話したら、今は洸龍の倉庫にいるって言うから洸龍の倉庫に迎え行ってここに来たから遅くなったんだよ。一応出来るだけ速くしたけどね」


類くんは溜め息つきながら言った


雪「…とにかく、中入ろう」


すると今まで黙ってた雪くんが静かに言った


快「そうだな、結衣、類も中入るぞ」


結衣は類くんの後をついていき幹部室に入った
< 232 / 357 >

この作品をシェア

pagetop