闇を抱える蝶と光輝く龍
そして5分もたたない内に桐人くんは全員倒してしまった


桐「結衣、大丈夫か?」


「うん。なんともないよ」


桐「じゃあ、行くか」


行こうとしたとき結衣は桐人くんの後ろに光るものが見えた


よく見るとさっき襲ってきた人の仲間がナイフを持って桐人くんを刺そうとしていた


「桐人くん!!危ない!!」


結衣はとっさに桐人くんの前にたった


グサッ


桐「ゆ…い…?」


その言葉を聞いた瞬間


ある出来事がフラッシュバックした




『あなたを最初にするわ。一ノ瀬桐人くん』


『桐人!』


パンッ


『うっ…』



これって…相原組の時の…


その瞬間今まで関わった人たちの顔が次々と頭の中を駆け巡りすべての記憶が戻った


はは…刺されてから戻るなんてタイミング悪いな


晴「きーくん!ゆーちゃん!遅いよ…ってゆーちゃん!?」


尚「結衣ちゃん!刺されてる‼」


陸「結衣!しっかりして!」


三人は私に呼び掛け桐人を見ると私を刺した男を殴っていた


はぁ…。私今度こそ死ぬのかな


最後にみんな記憶戻ったって言いたかったな


そんなこと思いながら私は意識を手放した
< 249 / 357 >

この作品をシェア

pagetop