闇を抱える蝶と光輝く龍

結衣の復活と退院の祝い!

─翌日─


桐人の言った通りなんの異常もなく私は退院することになった


桐「他のやつらはもう夢蝶で待ってるってさ」


「あ、そっか。祝いするっていってたね」


すっかり忘れてた


桐「じゃあ、行くか」


「うん!」


私は桐人の後ろに乗り夢蝶の倉庫に向かった


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


桐「着いたぞ」


わぁ。なんか懐かしいな。


最近来てなかったからかな


桐「じゃあ、開けるぞ」


ガチャ


パンパン


「っ!え!?」


全員「結衣!(ゆーちゃん!)(さん)退院おめでとう!(ございます)」


「みんな…ありがとう!」


翔「よおーし!今日は結衣の復活と退院の祝いだ!思う存分騒ぐぞ!」


全員『おぉーーー!』


みんなが思ったより元気で少し安心した


下「結衣ー!記憶戻ってよかった。翔達から報告を聞いたときは嬉しくて涙が止まらなかったよ」


夢蝶の下っ端の子が笑顔でそう言ってくれた


「ごめん。心配かけて。でも、もう大丈夫だよ」


その後もたくさんの下っ端の子が笑顔で話しかけてくれた


本当にみんなは優しいな。


でも、一回確認しないといけないな


「翔、少しみんなの前で話したいことあるから声かけてくれる?」


翔「おう。任せとけ」


すると翔は上に上がった


翔「お前ら!結衣が話したいことあるみたいだから静かにしろ!」


するとみんな静かになった


「みんな心配かけてごめん!迷惑もかけたよね。私は相原組の一件で一回暴走族の記憶が消えた。だから幹部の事もみんなの事もわからなかった。本当は忘れてはいけないのに…。一回みんなの事を忘れた頼りない総長だと思う。でも、私はこれからもみんなと過ごしたいし、守っていきたい。これからもみんな私についてきてくれますか?」


少し沈黙の後


下1「当たり前じゃないですか!」


下2「結衣が記憶をなくしたことを誰も迷惑なんて思ってません!」


下3「また、誰よりも仲間思いで強い総長に戻るとみんな信じていました」


下4「頼りないとか思ったことないです!」


みんなこんな私についてきてくれるんだ


本当に私はいい仲間を持ったな


「ありがとう!これからもよろしくね!」


下っ端達『こちらこそよろしくお願いします!』


その後もパーティーを楽しんでいると
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