闇を抱える蝶と光輝く龍
私と陽菜姉さんが壊れる前に?
この人何をする気?
それに元仲間ならなんでこんなことするんだろう
陽「…十夜くん。もしかして、あの事を恨んでるからこんなことしてるの?」
あの事?何かあったのかな?
「あの、陽菜姉さん。この人となにかあったんですか?」
私にはなにがなんだか分からない
十「そっか。結衣ちゃんいなかったから知らないのか。せっかくだし教えてあげる。俺は元夢蝶の幹部だった。それなりに葵達とも仲良くやってた。でも、ある日俺は幼なじみの美紅【みく】が学校の人に虐められてるって聞いて俺は守らなきゃっと思って夢蝶に連れてきて姫にしてほしいって頼んだ」
そこまで言うと一旦言葉を切ってそしてまた口を開いた
十「…でも、葵は美紅のフルネームを聞いたとたん鋭い目になって美紅を姫にすることを拒否した。何度お願いしてもダメだの一点張りだから夢蝶は理由があって居場所がない奴らのために居場所を作る族って聞いたのに葵は美紅の居場所を作ってくれなかった。それから美紅は姿を消した。それで俺は荒れまくるようになって、ある日夢蝶から追い出された」
最後の方はすごく寂しそうにいった
十「…さて、昔話はこのくらいにしてそろそろ君たちで遊ばせてもらおうかな」
そう言うと十夜という男はどこかに電話して一言二言話してすぐ切った
するとドアから4人の男が入ってきた
十「あ、来た来た」
男1「総長、本当にいいんですか?」
十「あぁ。もちろん」
十夜という男は私たちを見てから男たちに向かって
十「この子達、好きにしていいよ」
不適に笑いながら言った
すると男達がにやにやしながら近づいてきた
嘘…こんなところでこんな奴らにヤられるの?
嫌だ…怖いよ…
陽「待って!十夜くん」
その時陽菜姉さんが叫ぶように言った
十「なに?」
陽「あなたが憎んでるのは美紅ちゃんを姫にしなかった葵とあなたを追い出した私たち幹部クラスでしょ?だったら、結衣は関係ないよね。だってその時結衣はいなかったし、そもそも結衣は幹部候補で今の幹部クラスにも入ってない。だから結衣は解放して!」
陽菜姉さんはいつもの可愛らしい声ではなく少し低い声で言った
十「陽菜、その意味分かってる?結衣ちゃんを逃がすってことは、陽菜一人でこの男達4人の相手するってことだよ?その覚悟あるの?」
陽「…あるよ。結衣を無事に逃がしてくれるならいくらでも相手する」
陽菜姉さん…どうして…
十「…ふーん。まぁ、いいや。確かに、結衣ちゃんは対象外だしさすがに中学生には刺激が強すぎるしね」
そう言って十夜という男は私の縄を解いてくれた
十「結衣ちゃん、僕の気が変わらないうちに逃げな。せっかくのチャンスを無駄にしないようにね」
陽「結衣、すぐ夢蝶に行ってこの場所を教えてあげて」
陽菜姉さんは私だけに聞こえる声で言った
「…陽菜姉さん、すぐ戻るからね」
私は小さくそう言って倉庫を出た
この人何をする気?
それに元仲間ならなんでこんなことするんだろう
陽「…十夜くん。もしかして、あの事を恨んでるからこんなことしてるの?」
あの事?何かあったのかな?
「あの、陽菜姉さん。この人となにかあったんですか?」
私にはなにがなんだか分からない
十「そっか。結衣ちゃんいなかったから知らないのか。せっかくだし教えてあげる。俺は元夢蝶の幹部だった。それなりに葵達とも仲良くやってた。でも、ある日俺は幼なじみの美紅【みく】が学校の人に虐められてるって聞いて俺は守らなきゃっと思って夢蝶に連れてきて姫にしてほしいって頼んだ」
そこまで言うと一旦言葉を切ってそしてまた口を開いた
十「…でも、葵は美紅のフルネームを聞いたとたん鋭い目になって美紅を姫にすることを拒否した。何度お願いしてもダメだの一点張りだから夢蝶は理由があって居場所がない奴らのために居場所を作る族って聞いたのに葵は美紅の居場所を作ってくれなかった。それから美紅は姿を消した。それで俺は荒れまくるようになって、ある日夢蝶から追い出された」
最後の方はすごく寂しそうにいった
十「…さて、昔話はこのくらいにしてそろそろ君たちで遊ばせてもらおうかな」
そう言うと十夜という男はどこかに電話して一言二言話してすぐ切った
するとドアから4人の男が入ってきた
十「あ、来た来た」
男1「総長、本当にいいんですか?」
十「あぁ。もちろん」
十夜という男は私たちを見てから男たちに向かって
十「この子達、好きにしていいよ」
不適に笑いながら言った
すると男達がにやにやしながら近づいてきた
嘘…こんなところでこんな奴らにヤられるの?
嫌だ…怖いよ…
陽「待って!十夜くん」
その時陽菜姉さんが叫ぶように言った
十「なに?」
陽「あなたが憎んでるのは美紅ちゃんを姫にしなかった葵とあなたを追い出した私たち幹部クラスでしょ?だったら、結衣は関係ないよね。だってその時結衣はいなかったし、そもそも結衣は幹部候補で今の幹部クラスにも入ってない。だから結衣は解放して!」
陽菜姉さんはいつもの可愛らしい声ではなく少し低い声で言った
十「陽菜、その意味分かってる?結衣ちゃんを逃がすってことは、陽菜一人でこの男達4人の相手するってことだよ?その覚悟あるの?」
陽「…あるよ。結衣を無事に逃がしてくれるならいくらでも相手する」
陽菜姉さん…どうして…
十「…ふーん。まぁ、いいや。確かに、結衣ちゃんは対象外だしさすがに中学生には刺激が強すぎるしね」
そう言って十夜という男は私の縄を解いてくれた
十「結衣ちゃん、僕の気が変わらないうちに逃げな。せっかくのチャンスを無駄にしないようにね」
陽「結衣、すぐ夢蝶に行ってこの場所を教えてあげて」
陽菜姉さんは私だけに聞こえる声で言った
「…陽菜姉さん、すぐ戻るからね」
私は小さくそう言って倉庫を出た