闇を抱える蝶と光輝く龍
走り続けて5分


学校に着いた


はぁ。久しぶりに乗って気持ちよかった


暴走以外ではあまり飛ばさないからちょっと緊張したけど


服装は制服だし2人乗りだったこともあって警察に止められることなく学校に着いた


「桐人、着いたよ。大丈夫?」


桐「な、なんとかな」


少し顔色悪いな。スピード早すぎて酔っちゃった?


他の人たちを見ると


夢蝶は同じこと思ったのか笑顔でいて洸龍はみんな顔色がちょっと悪かった


陸と舜はいつも通りっぽいけど


桐「とにかく俺らは先にいくな」


「うん。また教室でね」


すると洸龍のみんなは走って校舎に入っていった


私たちはバイクを駐車場に停めてから校舎に向かった


教室に着くと


咲「洸龍!てめぇら言ったよな?次遅刻したらきつい罰与えるからって。覚えていないとは言わせねえぞ?」


うわー。咲哉さんめっちゃ殺気出してる


クラスの半数気絶してるじゃん


桐「は、はい。お、覚えてます」


あの俺様桐人も敬語だしカミカミだし声が弱々しい


翔達も少し震えてる


まぁ、私は慣れてるけど


咲「覚えていて遅刻したのか?ずいぶんいい度胸してるじゃねぇか。そんなに罰が欲しかったのか?あぁ?」


はぁ。洸龍みんな顔で“助けて”って顔してるし今回は葵さん達のパーティーのせいでもあるから助けてやるか


私は咲哉さんの所に行った
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