闇を抱える蝶と光輝く龍
ガシャン‼


いきなり大きな音がした


な、何!?


桐「おい‼結衣、どこだ‼」


この声は桐人‼


舜「結衣さん!どこですか?」


舜…


晴「ゆーちゃん!どこ?」


晴…


尚「結衣ちゃん!どこにいるの?」


尚…


陸「……どこ?」


陸…


みんな、来てくれたんだ…


喧嘩の音もしてきた


すると


バン!


いきなりドアが開き


桐「結衣‼」


桐人を先頭にみんなが入ってきた


「み、みんな…」


桐人、舜、陸は私を襲っていた男達を倒し


晴、尚は私の所に来て手錠や鎖を外してくれた


晴「服、破れているね。これ着て」


晴はそう言って私に上着を着せてくれた


尚「結衣ちゃん、怪我はしてない?」


「うん、大丈夫」


すると桐人達がこっちに駆け寄ってきた


桐「結衣、大丈夫か?」


桐人はとても焦ったように言った


「大丈夫だよ。なんともないから」


私がそう言うと


桐「はぁ…マジ焦ったわ」


桐人すごく心配してくれたんだ


舜「さて、桐人、この人どうしますか?」


舜は顔が腫れているレイジを指しながら言った


桐「族の解散宣言させろ。後、結衣に近づくことも禁止だ」


舜「だ、そうですよ。翠月の総長さん?」


舜、笑ってるけど逆に怖い‼


翠「わ、分かった。翠月は今日で解散する」


その後翠月の人達は倉庫を出ていった


尚「僕達も出よう。ここ居心地悪いし」


舜「そうですね」


私たちも翠月の倉庫を出て寮に帰ることにした
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