闇を抱える蝶と光輝く龍
まずは夢蝶に報告しとくか


私は翔に電話した


プルルルル


ガチャ


翔『結衣!ほんとで…ほんとか?洸龍の姫になったって』


やっぱり夢蝶の耳にも入ってたか


「今なったばかり。でも、理由があってね。その理由は…」


私は翔に洸龍に言われた事を話した


翔『なるほどね。まぁ、結衣がいいならいいんじゃない?幹部の皆には伝えておきま…おくよ。結衣の決めたことなら誰も反対はしないだろうし。でも、こっちにも顔出すことだけは忘れないでくだ…忘れるなよ』


「分かった。じゃあ、また倉庫でね」


翔『ああ』


ピッ


電話したあと画面を見るとたくさんメールが来てた


しかも全部慶にぃから


あのクソ兄貴


後でシバく


メールで報告しようとしたけど長くなるから電話した


プルルガチャ


慶「結衣‼嘘だよな‼嘘だと言ってくれ‼俺の大事な結衣が洸龍の姫になったなんて絶対嘘だ。俺の結衣が…」


「うっせーよ!クソ兄貴が。だいたい私は慶にぃのものじゃねーし。勝手に決めんな‼キモイ。あとさっきからウソウソ連呼すんな‼」


慶「…はい。すいません」


全く。少しは成長しないかな


「それでね、洸龍の姫のことだけど…」


私は翔に話した事を慶にぃにも話した


慶「…分かった。そういうことなら仕方ねーな。俺もアイツらなら少しは信用できる。まだ、夢蝶の総長ってこととか家のこと、あと素顔と過去のことは話してねーんだよな?」


「うん。でも、家のことは話すよ。姫の挨拶の時にね」


慶「そうか。アイツらなら受け止めてくれるよ。頑張れ」


「ありがとう。でも、大量メールの仕返しはあるから覚悟してね★」


慶「結衣。星が黒い」


「じゃあ」


ブチッ


ふぅーっ


よし、これで大丈夫だね


私は部屋に戻った
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