闇を抱える蝶と光輝く龍
翔「結衣、桐人と何かあったろ?」
「え!?」
いきなりの言葉にビックリした
何でこのタイミングで桐人の事を?
翔「やっぱりか。今日二人で話したところ見てねぇからおかしいと思ったんだよな」
「な、何で今その話するの?」
翔「ほんとはパーティーの後でもって思ったけどそうなると結衣は紗奈を送った後直帰で帰っちゃいそうだし、俺もつかれて聞きそびれちゃいそうだから今のうちかなって」
確かにそのつもりだったから何も言えない
翔「で、何があったんだ?」
「…桐人と言い合いになって勢いで嫌いって言っちゃったの。そしたら桐人がその言葉を真に受けて私とは極力関わらないようにするって言われちゃって」
翔「はぁ?何だそれ。ってかお前いくら勢いでも嫌いなんて言葉よっぽどの事がない限り言わなかったよな?一体何が原因だったんだ?」
翔なら知ってるかな?
「翔、桐人の彼女さんの事知ってる?」
翔「彼女?桐人に今彼女なんていねぇだろ」
やっぱり知らないか
翔「お前、まさか桐人に彼女がいると勘違いして嫌いって言ったのか?」
「勘違いじゃなくてほんとにいるの」
私は翔に電話の事を話した
翔「なるほどな。時間帯とか言葉からして大切な人なのは間違いないと思う。でも、だからって彼女なんて発想飛ばしすぎだろ?だったらなんでその人を姫にしなかったんだよ?」
「それは、その子を危険な目に遭わせないようにしたんだよ。関わりがあると思わせないように会わずに電話とメールだけでやり取りしてるみたいだし」
翔「あのな、結衣。そもそも姫は危険な目に遭わせないように守る人だろ?だからわざわざ離れなくても姫にして守れば問題ないだろ?」
「それは、そうだけど…」
翔「大切な人はいるかもしれない。でも、その人より結衣の方が大切だと桐人は思った。だから桐人はお前を姫のままにしたんじゃないのか?混乱とか晴がいやがるからとかは他の奴を納得させるための口実だと思う」
確かに翔の言う通りかもしれない
混乱はいつか収まるし、晴だって総長の判断なら逆らえないもんね
じゃあ、私の勘違い?
でも、なら何で隠してるの?
ますます分からなくなってきた
「え!?」
いきなりの言葉にビックリした
何でこのタイミングで桐人の事を?
翔「やっぱりか。今日二人で話したところ見てねぇからおかしいと思ったんだよな」
「な、何で今その話するの?」
翔「ほんとはパーティーの後でもって思ったけどそうなると結衣は紗奈を送った後直帰で帰っちゃいそうだし、俺もつかれて聞きそびれちゃいそうだから今のうちかなって」
確かにそのつもりだったから何も言えない
翔「で、何があったんだ?」
「…桐人と言い合いになって勢いで嫌いって言っちゃったの。そしたら桐人がその言葉を真に受けて私とは極力関わらないようにするって言われちゃって」
翔「はぁ?何だそれ。ってかお前いくら勢いでも嫌いなんて言葉よっぽどの事がない限り言わなかったよな?一体何が原因だったんだ?」
翔なら知ってるかな?
「翔、桐人の彼女さんの事知ってる?」
翔「彼女?桐人に今彼女なんていねぇだろ」
やっぱり知らないか
翔「お前、まさか桐人に彼女がいると勘違いして嫌いって言ったのか?」
「勘違いじゃなくてほんとにいるの」
私は翔に電話の事を話した
翔「なるほどな。時間帯とか言葉からして大切な人なのは間違いないと思う。でも、だからって彼女なんて発想飛ばしすぎだろ?だったらなんでその人を姫にしなかったんだよ?」
「それは、その子を危険な目に遭わせないようにしたんだよ。関わりがあると思わせないように会わずに電話とメールだけでやり取りしてるみたいだし」
翔「あのな、結衣。そもそも姫は危険な目に遭わせないように守る人だろ?だからわざわざ離れなくても姫にして守れば問題ないだろ?」
「それは、そうだけど…」
翔「大切な人はいるかもしれない。でも、その人より結衣の方が大切だと桐人は思った。だから桐人はお前を姫のままにしたんじゃないのか?混乱とか晴がいやがるからとかは他の奴を納得させるための口実だと思う」
確かに翔の言う通りかもしれない
混乱はいつか収まるし、晴だって総長の判断なら逆らえないもんね
じゃあ、私の勘違い?
でも、なら何で隠してるの?
ますます分からなくなってきた