闇を抱える蝶と光輝く龍

抗争の真実

すると


プルルルルル


スマホがなった


ディスプレイを見ると


慶にぃ?


ピッ


「慶にぃ?どうしたの?」


慶『結衣、今大丈夫か?』


私は翔を見ると口パクで“大丈夫”といってくれた


「うん。大丈夫だけど何かあったの?」


慶『実は、今から母さんに面会しに行こうと思ってるんだけどお前も来ないか?』


「え?お母さんに?」


何でいきなり


慶『ちょっと気になることがあってそれを聞こうと思ってるんだ。もし、結衣も聞きたいことあるなら一緒に行った方がいいと思うんだけど』


聞きたいこと…か


そういえばいろいろとおかしいところがあった気がする


「うん、私も行く」


慶『分かった。いまどこにいる?』


「今は夢蝶の倉庫だよ」


慶『了解、今からそっちに向かうからそこ動くなよ』


「はーい。じゃ、待ってるね」


ピッ


翔「慶さん何て?」


「お母さんの面会に来ないかだって」


翔「え?大丈夫なのか?」


「大丈夫だよ。聞きたいことを聞きに行くだけだし慶にぃも一緒だしね」


そう言うとまだ心配しているみたいだったけど納得してくれた


コンコン


下1「お話し中ごめんなさい。結衣、慶さんがきてるんですけど」


え?もう?早くない?


「分かった。今行く」


私はすぐに支度した


「じゃあ、翔。行ってくるからあとよろしくね」


翔「おう。ちゃんと紗奈は送るし片付けもしとくから」


私は翔の言葉にうなずいてみんなに帰ることを伝えて倉庫を出た



「慶にぃ」


慶「お、結衣。準備は出来てるか?」


「うん、バッチリ」


慶「そうか。じゃあ、行くか」


私が慶にぃの後ろに乗るとエンジンかかりバイクが走り出した


慶にぃのバイク乗るの久しぶりだな


私はそんなこと思いながらお母さんのところに向かった

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