闇を抱える蝶と光輝く龍
最初は100m走


晴と尚も一緒だったよね


「晴、尚、最初100m走だから行こう」


晴「はーい、じゃあきーくんたちいってくるね」


桐「あぁ。行ってこい」


舜「頑張ってくださいね」


陸「……頑張れ」


尚「うん。頑張るよ」


私たちは集合場所へ向かった


あ、私は3番目か


晴は5番で尚は1番目か


見事にバラバラになった


でも、このほうが1番になる確率上がるもんね


尚「僕最初だから行くね。お互い頑張ろうね」


「うん。頑張ってね」


晴「絶対1位になってね」


尚は笑顔でスタートラインに立った


咲「位置について、よーい」


あ、咲哉さんがそれ言う人なんだ


パンッ


一斉に走り出した


パンダ女たち『尚斗くーん!かっこいい‼』


パンダ女たち『尚斗くーん!頑張ってー!』


うるさいな。少しは黙れないのかな?


でも、尚思ってたより速い



尚はスピードを変えることなく1位でゴールした



尚はバレないように私たちにピースした


私たちも笑顔でピースした


私の順番はあっという間に回ってきた


私は深呼吸してからスタートラインに立った
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