闇を抱える蝶と光輝く龍

ドキドキの午後種目

お昼も終わり午後の種目が始まった


午後の最初の種目は障害物競争


障害物は


平均台、網ぐくり、風船割り、マット、最後は飴探し


一番最後はやりたくないな


だって小麦粉の中に顔突っ込むなんてしたくないよ


なんて今さら言っても仕方ない


確か晴と一緒だったね


「晴ー行こう?」


晴に声掛ける


晴「はーい!じゃあみんな行ってくるね」


尚「うん。頑張ってね」


舜「頑張ってください」


桐「頑張れよ」


陸「……頑張れ」


みんなは私たちに応援の言葉を言って送り出してくれた


晴「ゆーちゃん、障害物競争楽しみだね!」


晴は楽しみなのか凄く笑顔だった


「私は…飴探しがなければ良かったけど」


私がそう言うと


晴「飴探し楽しいじゃん!いろんな人の真っ白な顔見れるし」


「それは見る人はね。出る人は自分もそうなるからあまり楽しくないよ」


晴「あ!そっか」


晴、分かってなかったのか


集合場所に着くと


あ、障害物競争は人数少ないからみんな一斉に走るんだ


晴、午前で見たけど走ると人格変わるから意外と強いかも


そう思いながらスタートラインに着いた



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