闇を抱える蝶と光輝く龍

咲「じゃあ全員ルール守れよ。それではスタート！」


咲哉さんの声で喧嘩が始まった


最初は様子見ようかな


私は気配を消し洸龍達がよく見える場所で様子を見た


流石だね。幹部今のところ無傷だ


それに加減もそれなりにできてる


圧倒的な強さで次々と人を倒していく


流石全国No.1だね


ひとりで感心してたら


葵「えー、洸龍がかなり強いのでルール変更で今残ってるやつVS洸龍に変更します」


葵さんがとんでもないことを言った


は！？


つまり半分の全生徒と戦うってことでしょ？


いくらなんでもそれは無理でしょ


競技でも体力使ってたし、喧嘩だって最初から休む暇ないくらい動いてたのに…


そんなことお構い無し全生徒が洸龍に一斉に襲いかかってくる


ちょっと不安を抱えながら見ていたら


あ…全生徒を倒しちゃったよ


凄い。あいつら意外と体力あるのね


まぁ、これくらいできなきゃ全国No 1にはなれないか


晴「もう終わりかな？」


尚「えー！つまんない！」


陸「……もう、だれも立ってない」


舜「思ったより速く終わりましたね」


桐「はぁ…体力まだあり余ってんのに」


よし、そろそろ出ようかな


私は気配を戻しながら洸龍の前に立った


晴「あ！まだ一人いた」


尚「本当だ。でも、見たことないね」


陸「……あと一人か」


舜「どうしましょうか？桐人」


桐「……」