彼が別れを告げた訳


そして、部署につくと

「よーし、今日は新しい奴が異動になったから紹介するぞ〜」

と、うちの部の部長がみんなを集める。

そして、自己紹介が始まった。


「三浦瞬弥です。関西の支社から異動になりました。早く慣れるように頑張りますのでよろしくおねがいします。」

とペコっとお辞儀をして顔上げた彼と目があった。


そして、わたしを見つけハッとしている。

「ん?三浦どうした?」
と課長に声かけられた瞬弥は

「いえ、学生時代の知り合いがいたので驚きました。」

といってわたしの方をむく。


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