未確認生命体
「馬鹿にしているのか?署に来てもらおう」






「待って!」









僕の声でもこの黒い服の人の声でもない



綺麗で可愛らしい声








僕と黒い服の男の間を割り込むように

白い白衣を着て丸いメガネをかけた女が入ってきた








「この人、私の連れなの。私が連れて帰るわ!ご迷惑お掛けしました!」


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