執筆中

「あ、ごめん、歌、もっと歌いたかったよね?」

背の高い入江くんを見上げるのは首が痛い。

「ううん、大丈夫、ちょっと疲れてきたなって思ってたところだからちょうどよかった」

...かっこいいしスポーツできるし頭いいし優しいし。

無敵か。

「あ、梨花いたぁー!」と亜優がみんなの後方の方から手を振ってる。

「あ、ほんとにさっきはありがとう!」ともう一度お礼を言うと私は入江くんから離れて亜優の元へと走っていく。

そしてレジを終えてカラオケから出る。
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