執筆中
お、終わった...
というか人の家に女連れ込むなんて...!!
女の子は「碧唯〜またね♡」と橘碧唯に手を振りながら甘ったるい声で囁くと帰っていった。
それに手を振り返す橘碧唯。
そして今私に気づいたのか。
「あれ、今帰ってきた?飯食う?」と。
橘碧唯が私の家から出てきてこんな場面でこんな会話してるところを見られた時の対処法を誰か教えてくれませんか?
「え?」
私の顔と橘碧唯の顔を見比べながら唖然とする入江くん。
違うんですよ、きっと思ってるような関係じゃないんです全然。あの女の人は知らないし。家になんでいるかというと親の仕事の都合なんです。
でもそんなこと言ったってどうにもならないし。
「いや、これは気のせいって言うか目の錯覚?的なあれだから橘なんかいないから!あの、送ってくれてありがとねバイバイ!」