執筆中
⑤
こんな所にいても仕方ないので私はリビングに入る。
そしてソファに座ってテレビを見ている橘碧唯を見て気づく。
「その手、どしたの?」
そう、橘碧唯の右手には分厚い包帯が。
左手も指やら何やら絆創膏だの小さい包帯みたいなのがついてる。
「ケンカして骨折した」
...はぁ!?
ケンカして骨折したとかまじでヤンキーじゃん...。
最近見直したところだったのに!!
ケンカで骨折とか...彼はやはり私の世界とは違うところに住んでらっしゃる。