執筆中

「ん、」

橘碧唯が私にスマホを突きつける。

「ギャァァァァァァ!!!」

そこに写っていたのは紛れもなく私と橘碧唯のキスシーン。

唇は完璧くっついてる。

ウソだろウソだろオーーーィ!!

この前浴槽で頭をぶつけた時と同じく天使が舞い降りてくる。

キス、された。

橘碧唯に。

放心状態の私に奴は更なる爆弾を落とす。

「断ったらこれ、拡大コピーして学校中の教室の黒板に貼ってやる」

はぁ!?!?

脅しだこれ!

完璧脅し!
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