執筆中
でも無理とか言って逃げたらあとも怖そうだ。
私はカバンを持ったまんまお母さんに続いてリビングへ。
カバンの中はあの正体不明の袋が入ったまんま。
お母さんはダイニングテーブルの一つのイスに腰掛けた。
私も同じように向かいあわせのイスに座る。
「話って...?」
恐る恐る口を開くと。
「私、北海道に仕事先、移動になっちゃって」
ほ、北海道!?
カニとか新鮮なお魚、食べれるんだァいいなぁ...じゃなくて!!
「私、転校するの?」
私のお父さんはアメリカに単身赴任中でいない。