執筆中

でも無理とか言って逃げたらあとも怖そうだ。

私はカバンを持ったまんまお母さんに続いてリビングへ。

カバンの中はあの正体不明の袋が入ったまんま。

お母さんはダイニングテーブルの一つのイスに腰掛けた。

私も同じように向かいあわせのイスに座る。

「話って...?」

恐る恐る口を開くと。

「私、北海道に仕事先、移動になっちゃって」

ほ、北海道!?

カニとか新鮮なお魚、食べれるんだァいいなぁ...じゃなくて!!

「私、転校するの?」

私のお父さんはアメリカに単身赴任中でいない。

< 27 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop