執筆中

...お姫様抱っこ...ってやつだよね?

目隠しまでして助けてくれるなんて。

橘碧唯の手が私の背中とヒザの裏にあって。

そこだけ熱をもってるかのように熱い。

...何この王子様感。

私の王子様は瞬くんだけなはず...!!

途中目隠しをしてるからか少しよろけたりぶつかったりしてる。

...。

私は少し体を伸ばして橘碧唯の目隠しを外した。

不意に視界が明るくなったからか驚いてる様子の橘碧唯。

パチっと目が合う。

「え...」

背伸びして外したからか橘碧唯の目の前には私の胸。

...。

「ギャァァァァァァ」

またもや家中に私の悲鳴が響き渡ったのでした。
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