初めてなんやから
「あかんって。。。あっ。。。」
かずちゃんの声。
白いカーテンなので、透けて見える2人の体は、すごく密着していた。
「誰もおらへんし、いいやん。あたし、かずちゃんやったら、色々させてあげる。。。」
そう言いながらいずみはかずちゃんの首元にキスしている。
いずみは、かずちゃんの体を足で挟んでぎゅっとして。
そんなことするからスカートの中身が見えそうになっていて。
あたしはいずみの白いマシュマロみたいな太ももをただ見ていた。
「いずみちゃん。。。あかんって。。。」
「ね。。。さわって。。。」
いずみはほんのり赤い顔をして、かずちゃんの唇を奪おうとした。
そこまでだった。

「な、何してるんよ!」
あたしはかずちゃんを突き飛ばし、カーテンを乱暴に引っ張った。

「ゆき!」
「かずちゃん、歌いに来たんやろ?女の子とHしにきたん?」
あたしはなぜかかずちゃんを責め、その場から走って逃げてしまった。
いずみは男好きで有名。
かずちゃんみたいないい男の子ほっとかない。
でも、まさか、図書館でこんなことするなんて。。。

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