腹黒執事の極秘任務
「お嬢様に馴れ馴れしい安達君! 
これ以上お嬢様のお部屋にいてはなりません!
貴方の就業時間はおしまいです.また明日、お願いしますね。

風邪を引いて寝ているはずの森下君! 
お嬢様とお友達に風邪を移すつもりですか?
さ、早く部屋に戻っておやすみなさい。

明日も安達君に頼みますから」

「あ、いえもう治りましたから……」

どうせ俺が執事だとバレるのなら、嘘までついて休まなかったのにな。
しかも俺の代わりが安達君なのが気に入らないし。
凛を守るのは俺なのに、よりにも
よって……。

「ぶり返したら大変です!
明日のお嬢様の護衛は安達君ですからね」
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