彼の嘘 彼の本音
怜奈ちゃんをマンションの下まで送って、
そのままあたしは藤真君を待つ。
寒いから、中で待ってればいいんだけど、
緊張で不審な動きを防犯カメラに捉えられそうで、怪しい人と間違えられそうだし、表で待つことにした。
それから大体15分くらいして藤真君が現れた。
「…。」
「…おはよ。あ、違う、もうお昼だね。こんにちはだ。」
「……待った?」
「!ううん。あの、誘ってくれて、ありがとう。」
「…ん。行こう。」
…なんだか、今日は会話が出来てる。
いつもと違う二人の雰囲気に嬉しくなる。
「あ、どこに行く?」
「あー、言ってなかったっけ。水族館。」
「水族館?」
「そ。行こう。」
「う、うん。」
急かされるまま、彼の後を追った。
そのままあたしは藤真君を待つ。
寒いから、中で待ってればいいんだけど、
緊張で不審な動きを防犯カメラに捉えられそうで、怪しい人と間違えられそうだし、表で待つことにした。
それから大体15分くらいして藤真君が現れた。
「…。」
「…おはよ。あ、違う、もうお昼だね。こんにちはだ。」
「……待った?」
「!ううん。あの、誘ってくれて、ありがとう。」
「…ん。行こう。」
…なんだか、今日は会話が出来てる。
いつもと違う二人の雰囲気に嬉しくなる。
「あ、どこに行く?」
「あー、言ってなかったっけ。水族館。」
「水族館?」
「そ。行こう。」
「う、うん。」
急かされるまま、彼の後を追った。