魔法少女ゆめみ♡
苦しいよ。
痛いよ。
はやく…はやく楽になりたい。
切断された部分がじんじんする。
「い…だ…い…。あ、あ、あ、あ、ああああああああああああ!!!」
私は叫んだ。
必死に叫んだ。
けどここは誰も来ない山奥の…廃工場。
「はは、ははは。」
なんでこんな所にしたんだろう。私。
せめて、せめてゆゆちゃんの隣に…。
あれ?ゆゆちゃんはどこ?
「聖なる乙女☆ゆりあはね、魔法少女ゆめみ♡を倒すいい子なんだよ。」
私の後ろから声が聞こえ、そのまま私は永遠の眠りについた。
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