魔法少女ゆめみ♡
…って、短気すぎか、私は。
「大丈夫!返してくれてありがとね。」
そう言い残すと私はリュックに教科書を全部詰めた。
「ゆゆ?どうしたの?」
「私、もう帰るね。」
「え…あの。ごめんなさい!!」
「いいのいいの。」
ふふ。別にいいよ。私がその倍復讐してあげる。
マナの時は効果なかったから本物とは言いきれないけど、何もしないんじゃ気が済まない。
「じゃ。」
私は走って教室を出た。後ろから歩美たちの声がするが振り向かないで走り続ける。
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