バージンロードで始めましょう~次期社長と恋人契約~
これまでの様々な出来事のすべてが、彼と出会うために必要なことだった。
貴明とのことがなければ、私は彼と出会えていなかったろう。
だから私はもう二度と恐れずに、この道を進んで行けばいいんだ。
見たこともないほど嬉しそうな顔で、苦しいくらい強く私を抱きしめてくれる、誰よりも愛しいこの人と。
「亜寿佳、愛してる! お前と出会えてよかった!」
「私も、あなたと出会えて本当によかった」
この上ない幸せな言葉を聞く耳が、伝える唇が、焦がれる胸が熱く震える。
幸せ色に彩られた大粒の涙が次々と流れて頬を濡らした。
でも道は、まだ途中。
私たちはここから始まって、これから先は、ふたりで足並みを揃えて目指す場所に進んで行くんだ。
永遠の愛を誓う祭壇へと。
抱きしめ合い、心からの想いを伝え合う私たちを、ステンドグラスの聖人たちが見守っている。
淡く幸せな光に照らされた私たちは見つめ合い、微笑みながらそっと唇を重ねた。
【END】
貴明とのことがなければ、私は彼と出会えていなかったろう。
だから私はもう二度と恐れずに、この道を進んで行けばいいんだ。
見たこともないほど嬉しそうな顔で、苦しいくらい強く私を抱きしめてくれる、誰よりも愛しいこの人と。
「亜寿佳、愛してる! お前と出会えてよかった!」
「私も、あなたと出会えて本当によかった」
この上ない幸せな言葉を聞く耳が、伝える唇が、焦がれる胸が熱く震える。
幸せ色に彩られた大粒の涙が次々と流れて頬を濡らした。
でも道は、まだ途中。
私たちはここから始まって、これから先は、ふたりで足並みを揃えて目指す場所に進んで行くんだ。
永遠の愛を誓う祭壇へと。
抱きしめ合い、心からの想いを伝え合う私たちを、ステンドグラスの聖人たちが見守っている。
淡く幸せな光に照らされた私たちは見つめ合い、微笑みながらそっと唇を重ねた。
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