颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
眩しさに目を覚ますと、そこは桐生颯悟のベッド。
隣にはスースーと寝息をたてている彼がいた。
ああ、看病しながら寝ちゃったんだ。
しかも一緒に……添い寝で。
その寝顔を見つめる。
昨夜ほど呼吸も速くないし、顔色もいい。
桐生颯悟の額に手を当てると、手のひらと温度差がないことを確認した。
熱、下がったんだ。よかった。
お粥炊こうかな、とベッドから抜け出そうとしたら体をホールドされた。
しかもがっつり。
タックルでもされたようなレベルで。
「あの、起きてたんですか?」
「ん、みの……やだ……ない、で……」
寝ぼけてる。ひゃあ、かわいい!
昨夜もずっと甘えててかわいかったなあ、なんて思い出していると、桐生颯悟はパチリと目を開けた。
ぱちくりぱちくりと瞬きをして驚いた様子。そしてホールドしていた腕を外して、私の肩を押しのけた。
「ちょっ、そんな突き飛ばすなんて」
「どうしてみのりがここにいるの? 痴女?」
え、ひどっ。記憶飛んでるの?
「覚えてないんですか? 昨夜しようとしてベッドに入って、颯悟さん高熱で意識朦朧になって。ずっと看病してたんですけど」
隣にはスースーと寝息をたてている彼がいた。
ああ、看病しながら寝ちゃったんだ。
しかも一緒に……添い寝で。
その寝顔を見つめる。
昨夜ほど呼吸も速くないし、顔色もいい。
桐生颯悟の額に手を当てると、手のひらと温度差がないことを確認した。
熱、下がったんだ。よかった。
お粥炊こうかな、とベッドから抜け出そうとしたら体をホールドされた。
しかもがっつり。
タックルでもされたようなレベルで。
「あの、起きてたんですか?」
「ん、みの……やだ……ない、で……」
寝ぼけてる。ひゃあ、かわいい!
昨夜もずっと甘えててかわいかったなあ、なんて思い出していると、桐生颯悟はパチリと目を開けた。
ぱちくりぱちくりと瞬きをして驚いた様子。そしてホールドしていた腕を外して、私の肩を押しのけた。
「ちょっ、そんな突き飛ばすなんて」
「どうしてみのりがここにいるの? 痴女?」
え、ひどっ。記憶飛んでるの?
「覚えてないんですか? 昨夜しようとしてベッドに入って、颯悟さん高熱で意識朦朧になって。ずっと看病してたんですけど」