颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
「はい、マッサージは終わり。これ、お土産ね」
手のひらにポンと置かれたのは、厚さ1センチほどの丸いアルミ缶。
ラベルにはかわいいクマのイラスト。
「熊笹ハンドクリーム?」
「結構効くから。キミのデスクにおいて、会社で使って。香りも邪魔にならないし」
そう言われて手を鼻に当てる。ほんのりミントが漂う爽やかな草原の香りがした。
「オレも会社で使ってるし」
「っていうことは、お揃い? お揃いですよね?」
「……うん、そういうことになるね」
ほんのり頬が赤い桐生颯悟。
ストラップとかペンダントとか、そういうお揃いはあったけど、ハンドクリームってなんだかドキドキする。
つける度に桐生颯悟を思い出してしまうかも。
「最速で金曜日」
「はい?」
「明日と明後日は今日休んだしわ寄せがあるし、木曜日は接待があるから。だから……」
「……はい」
手のひらにポンと置かれたのは、厚さ1センチほどの丸いアルミ缶。
ラベルにはかわいいクマのイラスト。
「熊笹ハンドクリーム?」
「結構効くから。キミのデスクにおいて、会社で使って。香りも邪魔にならないし」
そう言われて手を鼻に当てる。ほんのりミントが漂う爽やかな草原の香りがした。
「オレも会社で使ってるし」
「っていうことは、お揃い? お揃いですよね?」
「……うん、そういうことになるね」
ほんのり頬が赤い桐生颯悟。
ストラップとかペンダントとか、そういうお揃いはあったけど、ハンドクリームってなんだかドキドキする。
つける度に桐生颯悟を思い出してしまうかも。
「最速で金曜日」
「はい?」
「明日と明後日は今日休んだしわ寄せがあるし、木曜日は接待があるから。だから……」
「……はい」