颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
シーツの端を踏んづけてしまい、つんのめる。
ドン。そのまま前に倒れて床に手を突いた。
はらりと落ちるシーツ。すうっとする背中。
「☆§●※▽■〇×?!」
いけない。思いっきり裸だ。しかも明るい室内でうつ伏せに倒れているアラサー女。
ゴロンゴロン。私は広がったシーツの上を転がって蓑虫よろしくシーツに身を包んだ。
ちょうど仰向けの位置で止まると、天井が見えて、その視界を遮るように桐生颯悟が顔をのぞき込んできた。
あきれ顔だ。
やってしまった。
「なに、その格好」
「み、蓑虫です……じゃなくて、き、着るものがなくてですね、シーツを拝借して、あの、シーツもいろいろと汚しちゃいましたし、洗濯しようかと思いまして」
「そ。じゃお願い」
「かしこまりまし、た。そ、颯悟さん、えっと両腕ごと包んでしまって動けなくてですね」
「キミ、バカ?」
桐生颯悟は私の体をまたいで、顔を近づけてきた。
ちゅ。ぶっちゅ。私が身動きが取れないのをいいことに桐生颯悟はキスをした。
ドン。そのまま前に倒れて床に手を突いた。
はらりと落ちるシーツ。すうっとする背中。
「☆§●※▽■〇×?!」
いけない。思いっきり裸だ。しかも明るい室内でうつ伏せに倒れているアラサー女。
ゴロンゴロン。私は広がったシーツの上を転がって蓑虫よろしくシーツに身を包んだ。
ちょうど仰向けの位置で止まると、天井が見えて、その視界を遮るように桐生颯悟が顔をのぞき込んできた。
あきれ顔だ。
やってしまった。
「なに、その格好」
「み、蓑虫です……じゃなくて、き、着るものがなくてですね、シーツを拝借して、あの、シーツもいろいろと汚しちゃいましたし、洗濯しようかと思いまして」
「そ。じゃお願い」
「かしこまりまし、た。そ、颯悟さん、えっと両腕ごと包んでしまって動けなくてですね」
「キミ、バカ?」
桐生颯悟は私の体をまたいで、顔を近づけてきた。
ちゅ。ぶっちゅ。私が身動きが取れないのをいいことに桐生颯悟はキスをした。