颯悟さんっ、キスの時間です。(年下御曹司は毒舌で腹黒で…でもかわいいかも?)
気づかないのかキスをやめる気配はない。意識はぼんやりとして、クラクラして、体はふわふわして、火照って。どうしようもなくて、ぎゅうっとシャツをつかみ直した。お願い……お願い。それは、やめて、のお願いなのか、もっと、のお願いなのか、それすらもわからない。
ようやく桐生颯悟は唇を離した。至近距離で私を見つめる。
「どうしたの。なに、もっと欲しいわけ? ホントに欲求不満なんだね」
「ち、ちが……う……」
「好きでもない男にキスされただけで、その顔? 誘ってんの、オレのこと」
桐生颯悟は再び口付けた。深い、深いキス。私の耳に当てられていた手は耳を離れ、首筋に向かう。カットソーの縁に指をはわせ、鎖骨をなぞる。縁に指をかけると、くい、と引き下ろした。火照った肌に襟口から入った空気でぞくぞくした。
唇が再び離れ、桐生颯悟の頭が下に下りる。ふたつの鎖骨にキスを落とし、そのまま横にずれると、ブラの紐をはむ。横にずらすと、膨らみはじまるそこにキスをする。ピリリと痛みが走る。同じところを何度も何度も歯を当てて、吸う。痛みを感じるたびに背筋に電流が来る。
「ちょ、あの、ひいいーっ!!☆§●※▽■〇×?!」
私の悲鳴に驚いたのか、桐生颯悟はバネが跳ねたように飛び起きた。私の上に馬乗りになっている体勢で、まんまるな目で私を見下ろす。次の瞬間には眉をしかめて、呆れ顔になっていたけど。
「もう、なんて声出してんの。色気もなにもないね、キミは。はい、お礼のキスは終わり」
ようやく桐生颯悟は唇を離した。至近距離で私を見つめる。
「どうしたの。なに、もっと欲しいわけ? ホントに欲求不満なんだね」
「ち、ちが……う……」
「好きでもない男にキスされただけで、その顔? 誘ってんの、オレのこと」
桐生颯悟は再び口付けた。深い、深いキス。私の耳に当てられていた手は耳を離れ、首筋に向かう。カットソーの縁に指をはわせ、鎖骨をなぞる。縁に指をかけると、くい、と引き下ろした。火照った肌に襟口から入った空気でぞくぞくした。
唇が再び離れ、桐生颯悟の頭が下に下りる。ふたつの鎖骨にキスを落とし、そのまま横にずれると、ブラの紐をはむ。横にずらすと、膨らみはじまるそこにキスをする。ピリリと痛みが走る。同じところを何度も何度も歯を当てて、吸う。痛みを感じるたびに背筋に電流が来る。
「ちょ、あの、ひいいーっ!!☆§●※▽■〇×?!」
私の悲鳴に驚いたのか、桐生颯悟はバネが跳ねたように飛び起きた。私の上に馬乗りになっている体勢で、まんまるな目で私を見下ろす。次の瞬間には眉をしかめて、呆れ顔になっていたけど。
「もう、なんて声出してんの。色気もなにもないね、キミは。はい、お礼のキスは終わり」