気づけよ、好きってことくらい。
すると、顔から10センチくらい離れたところに、よく知った幼馴染の顔があった。



「…ぎ、ぎゃあああああああ!」



「…りんちゃん、うるさい」



…こいつ。



「…なんかい部屋に入るなって言われたら気が済むの?」



「あれ、そんなこと言ってたっけ?


ぼく、覚えてないなぁ」
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