気づけよ、好きってことくらい。
「ん〜、おいしい〜」


多分、ママとお母さんは最近ナオがあたしの部屋に来なくなったのを気にしてるんだと思う。


…まぁ、そこはもう大学生だから放っておいて欲しいとこだけど。


ふとナオの方を見ると、パチッと目が合う。



「…僕、もう遠慮しないから」
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