気づけよ、好きってことくらい。
「…バレンタイン。


……泊まりに来てよ」


…そ、そ、それって。


そういうこと…だよね。


「…うん」


「ん、」


ナオの匂いがする布団に顔を埋めていた顔を上げ、ナオの胸元に顔を埋める。


「…凛音?」


「…ん〜落ち着く」
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